いつも超水道を応援いただき、ありがとうございます。超水道のミタヒツヒトです。

2021年11月16日をもちまして、おかげさまで超水道は2008年11月16日の結成より数えて13周年を迎えることができました。
13年という短くない時間を、ずっと作品を作り続けながら過ごして来られたこと、とても嬉しく思います。
13年という月日のうち、超水道が作品を作っていなかった時期というのは本当に、ほぼ、ありません。
それが仕事というわけでもないのに13年もノンストップでいられたのは、超水道の全員が、作品をつくるということを心底愛しているからなのだと思います。

結成時はまだ全員高校生だった超水道ですが、14周年を迎える頃にはもう全員が30代に突入します。
高校生や大学生のころはたくさんの大人の方々にお世話になりましたが、いつの間にか、こちらが応援をさせていただく側の年代になっていました。
もはや新進気鋭の若者ではなくなった超水道の作品に、今でも期待と興味を持ってくださり、こうしてこのメッセージを読んでくださっている皆様。本当にありがとうございます。

自分だけは永遠に若者だと思っていた時代も今は昔、少し歳を取った僕たちにとって、いつの間にか一年は瞬く間に過ぎるものに変わり、流行も追いかけなければ知りもしないまま通り過ぎてゆくものに変わっていました。
やっぱり、その変化を少し悲しく思う気持ちはあります。「自分が古くなる」というのは、やっぱりちょっと不安なものなのだなと思いました。
でも、どんなに拒んでも変わっていってしまうことはもうどうしようもなくて、だから超水道は「よりよく変わっていく」ことをがんばろうと思います。

時代の流れと調和できるように、上手に変わっていきながら。超水道の本質的なよい部分、「いいな」と思っていただける部分はきちんと残して、むしろ磨き上げるように。
あくまで現状維持ではなく、今日の超水道より明日の超水道の方がもっとよくなっていけるように、努力を惜しまないぞという気持ちです。

まずは超水道初のコンシューマー機作品となる、Nintendo Switch版のghostpiaのリリースに向けて全力を尽くしていきたいと思います。
(こちらの制作が佳境となっているため、今年はセールやイベントなどはご用意がございません、もし楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃいましたら、すみません……)

最後になりますが、超水道が本日まで超水道として、全力で作品を作り続けていられるのは、いつも応援してくださる皆様のお力によるものに他なりません。
皆様からの応援や、作品への感想を糧に本日までやってくることができました。そして、明日からもやっていけると信じています。
13歳になった超水道のことも、変わらず愛してやってくだされば幸いです。

これからも超水道を、末永くよろしくお願い申し上げます。