つくるひとにも。
つくらないひとにも。
そして、これからつくるひとへ。

「ボク」が拾ったのは、内容の消えかけた一冊のノート。
謎の少女に導かれるがままに進んだ路地裏。
そしてたどり着いたのは「キミ」のボツネタの集う場所、ボツネタ通り。
世界の崩壊を防ぐため、「ボク」はボツネタの世界を流転する。
超水道がおくる、小粒でピリリと辛い、そして、わずかに苦い、小さな世界の短編作品。