月刊超水道 2025年9月号

こんにちは、超水道の蜂八憲です。

猛暑に台風と夏真っ盛りですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

蜂八はだいたい元気です。毎日1個は何かしらのアイスを食べています。

 

先月に告知を出させていただきましたとおり、旧称「超水道月報」は「月刊超水道」と名前を改めて続いてゆくこととなりました。

 

余談ですが、旧称「超水道月報」は更に古い呼称が存在します。最初期のタイトルにいわく「超水道制作日誌」。最も古い、オリジンにあたる記事ってどれだっけ、と遡って確認したところ……こちらの「2017年7~8月号」であることが判明しました。何気なく更新日付をあらためてみると、2017年8月31日とのこと。

 

……🤔🤔🤔🤔……

……つまり……8年前……ってコト!?

 

けっこう前だった気がする、という所感はあったのですが、思いのほか年月が経っていてビビりました。記事の内容も「ghostpiaの制作進行に蜂八が就任した」というものだったり、そのghostpiaもiOS版の第3話をリリースした頃だったりで……まだコンシューマー版たる「シーズンワン」の影も形もなかった時代ですね。超水道ブログ自体も移転前のもので、ノスタルジーを感じます。

 

超水道のニュースや動向を定期的にお知らせできるようにしたい! ということで始まった記事企画でしたが、思えば遠くまで来たもので。初心を忘れず、よりフレッシュなお知らせをお届けできるよう頑張って参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!

 

前置きが長くなりましたが、さっそく直近のニュースを振り返ってまいりましょう。

東京ゲームダンジョン9に出展しました!

さる8月3日(日)、東京は浜松町にて開催された東京ゲームダンジョン9。

我らが超水道も、新作縦書きビジュアルノベル『Keep Only One Loneliness』体験版と『ghostpia』の新作グッズを携え参戦してまいりました。

 

設営直後のブースの様子はこちら!

 

 

今回の展示の目玉は、やはり新作『Keep Only One Loneliness』の体験版。「シックで文庫本ライクな空気感を大切に」というスローガンのもと、今回の展示スタイルとあいなりました。前作『short HOPE long Peace』および新作のA0版ポスター2枚(とてもデカい)が目を惹きますが、それぞれ見ていくと……。

試遊端末として今回ご用意したのはiPad。普段の開発ではスマホとPCを用いることが多いのですが、試遊用として「画面の大きさ」「取り回しの良さ」を考えたときにiPadがちょうどよかったので採用しました。スマホだと文庫本チックですが、iPadの端末サイズでいうとハードカバーを読んでいるような感覚もあり。様々な端末でご提供できるのは、ブラウザベースであるデンシノベルの良いところですね。

そして、iPadの奥に控える「見開き本」風のオブジェにはデンシノベルと新・旧作の紹介が載っております。この見開き本、実はお手製でして……すずめさんがシュッと作ってくれました。什器のクリエイトスキルが高すぎる。

縦長UIのデンシノベルということで、展示モニターも縦方式を採用いたしました。デカい……! A0版ポスターに引けを取らない存在感がある。こちらの画面では、デンシノベルの機能であるオートモード(自動読み進め)を利用しての体験版展示。

道行く参加者の方々に「デンシノベルってこういうスタイルなんですよ」とお伝えしやすくするためのディスプレイだったのですが……予想以上に足を止めて見入ってくださる方が多く、取り入れて良かったなと思いました。

そしてこちらは、会場でノベルティ頒布した文庫本風カード。前作・新作揃い踏みです。手触りがとてもよい。

裏側はそれぞれこんな感じ。QRコードから本編をプレイできます。

文庫本風カードは、今後も新作が出る都度制作していく予定です。

ghostpia関連のグッズいろいろ。ステッカーセットとカンバッヂセットが新作です。ステッカーセットはポップでかわいいし、カンバッヂはビッグでクールな趣があります。どっちもよいものです。ちょうどiPhoneの背面に収まるくらいのサイズなので、ケースの内側に入れることもできたり。

超水道通販でも取扱いを開始しましたので、ご購入は以下のリンクからどうぞ!

https://chosuido.booth.pm/items/7281383

https://chosuido.booth.pm/items/7281351

そして、写真右端にあるペットボトルはそう、超水道水(デンシノベルver)でございます。

会場では、グッズお買い上げの方 / 超水道公式アカウントをフォローいただいた方にお配りいたしました。330mlのお手頃サイズで持ち運びやすく、飲みやすく。夏ですからね。水飲んで頑張ろっ!

 

なお、名前こそ「超水道水」ですが、中身はナチュラルなミネラルウォーター。余談も余談ですが、かつて東京みやげとして存在した「東京水」はまさしく「ペットボトル入り水道水」だったので、東京こそは超水道スピリットの申し子だったといっても過言ではないですね(過言)

こぼれ話:デンシノベルの展示ヒストリー

現在、超水道は新作の縦書きビジュアルノベル──デンシノベル『Keep Only One Loneliness』を鋭意開発中です。ゆえに、東京ゲームダンジョン9への出展にあたって、本作の体験版をメイン展示することは決まっていました。

 

これまでの超水道におけるイベント展示の「顔」といえば、横書きのデンシ・グラフィックノベル『ghostpia シーズンワン』でした。ただ、こちらもようやく諸々の宣伝・広報が落ち着き、今は『シーズンツー』の開発を進めている状況でございます。必然、このたび「デンシノベル」が展示の「顔」となるターンが巡ってきたわけですが……。

ここにきて、超水道メンバー一同の脳裏にひとつの疑問が。

 

「“デンシノベル”って、元々どうやって“展示”してたんだっけ?」

いや、そもそも──。

「“デンシノベルの展示”自体、今回が初めてなのでは……!?」

 

実は、そうなのです。

同人・インディーゲームイベントにおける「会場での試遊」は一般的ですが……昔(2010年代前半)の超水道が出展するイベントといえば、基本的には夏・冬2回のコミケ。ゲームイベントが「展示会」であるならばコミケは「即売会」であり、主眼は作品(同人誌・グッズ)の頒布にあります。実際、当時は体験版を頒布するサークルは数あれど、「試遊可能」をうたうところはかなり少なかったと記憶しています。

 

加えて、当時のデンシノベルはiOSアプリメインでの無料展開だったこともあり、会場ではグッズ販売オンリー、その場で興味を持ってくださる方がいれば「スマホのアプリストアで“超水道”と検索してみてください〜!」とご案内するのが超水道的「王道」スタイルだったのです。

 

それ自体は、今の超水道ひいては「新・デンシノベル」(ブラウザベースでの無料展開)にも通ずる強みです。展示会場にて「ご自宅でもゆっくりお楽しみいただけます」と言えることは、ひとつ大きなメリットだと僕たちは信じています。しかし、同時に、今の超水道として「それだけ」ではいけないな、とも思いました。展示会というライブ感あふれる空間において、その場で触れるからこそ伝えられること、魅せられることがある……それは、これまでの『ghostpia シーズンワン』出展を通して得られた知見でした。

 

「デンシノベル」をできるだけ広く、多くの方々に知ってもらうこと。ひいては、触れてもらうこと。そのアプローチとして、リアルイベントたる展示会は切っても切り離せないもの。ゆえに今回、「デンシノベルの展示とは」という部分を皆で一から考え直し、先述のような展示スタイルとなりました。

 

そうした背景があり、今回のイベントは超水道視点でまた違ったドキドキがあったわけなのですが……結果としてたくさんの方々がブースにお越しくださり、たいへん嬉しかったです。「すごく目立っていたので、気になって来ました!」という方もおられ、喜びもひとしお。当初の懸案であった「デンシノベルをどう展示するか」という課題について、今後の型となるかたちにたどりつけたように思います。そうした意味でも、今回出展できてよかったなと思います。

 

改めまして、遊びに来てくださった皆様、ありがとうございました!

ゲームダンジョン公式配信にお招きいただきました!

 

 

東京ゲームダンジョン9では、同イベント史上初となる会場からの公式YouTubeライブ配信が行われました。それがこちらの企画、『開発者と遊ぶ!』。

インディーゲーム開発者の方々をお招きし、開発したゲームを一緒にプレイしながら、作品に込めた思いや普段遊んでいるゲームなど、さまざまなお話を伺う……という内容です。

番組は、YouTubeにてゲーム実況を中心に活動されている「フェイチャンネル」のフェイさんが定期的に配信しているもので、今回はその「出張版」かつ「超拡大版」として実施されました。なんせ17タイトル、計5時間に及ぶ長時間配信でございます。すごい。

そのピックアップタイトルとして、超水道の新作『Keep Only One Loneliness』をご紹介いただくかたちで、僕・蜂八憲も出演させていただきました。『Keep Only One Loneliness』および蜂八の出演回は、動画中の 4:32:20〜 になります。

 

僕自身、出演にあたってはこれまたドキドキしていました。「何をどう話すか」という点も勿論ありましたが、最も大きかったのは「錚々たるラインナップの中で“デンシノベル”は視聴者の目にどう映るのだろう……?」ということで。

たとえばの話、他のゲームタイトルを料理になぞらえるならば──肉厚のステーキ、具だくさんのブイヤベース、おしゃれな創作パスタ、などなど。一目で「美味しそう(面白そう)」と分かる、そういうイメージですね。そこにきて、「文庫本のようなビジュアルノベル」を標榜するデンシノベルは何なのかというと……個人的には「おにぎり」だなと思っていたわけです。

 

そのナリはよく知っているし、親しみもある。だが、それがイコール「美味しそう」というわけではない。「美味しそう」と思ってもらうには、いかんせんストイックすぎる「料理」だ。もちろん、超水道という名のおにぎり屋として「美味しそうに見える」点には注力しているけれども、彩り豊かな他ジャンルの料理(ゲーム)とは土俵があまりにも違いすぎる。親しみがあるということは、そのぶん味のイメージも大まかにつくということだ。でも、他のおにぎりとどう違うのか、その味が具体的にどうなのか、そして本当に美味しいのか──は、実際に食べてみないと分からない。「美味しそうかどうか」。その判別のつきにくさが、いうなればハードルが、料理ジャンルの中でも高すぎる。そもそもおにぎりって料理なんだっけ、料理だよな、うん……。

 

といった感じで、出演直前まであれこれ悩んでいたのですが、最終的(出演3分前)には「いっちょ握ってくっか!🍙」と覚悟がキマりました。うっす、オラ蜂八! おにぎり屋の大将!!!

 

演時間は約15分ほどでしたが、終始楽しくお話しすることができまして……あっという間のひとときでした。それもひとえに、パーソナリティであるフェイさんの軽快なトークのおかげだったなと。貴重な機会を頂けましたこと、改めまして厚くお礼申し上げます。

嬉しかったのは、配信後に視聴者の方から「short HOPE long Peace を配信で初めて知って気に入りました、Keep Only One Loneliness も楽しみです」とのコメントをいただけたことです。配信内では前作『short HOPE long Peace』についてもフェイさんから推薦のお言葉を頂いていたのですが、早速プレイしていただけるとは……ありがたや……!

『開発者と遊ぶ!』(出張版)では、ほかにも魅力的なタイトルが多数紹介されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。ゲームダンジョンに来場できなかった方はもちろん、実際に試遊された方にとっても「あっ、こんな裏話があったんだ」と二度楽しめる内容になっています。どうぞよしなに!

『Keep Only One Loneliness』9月中に出ます!

というわけで、東京ゲームダンジョン9にて体験版を公開した新作『Keep Only One Loneliness』ですが、制作も大詰めを迎えまして、ようやくリリース時期に言及できる運びとなりました。

 

来月、9月中にリリース予定です!

前作に引き続き、無料かつブラウザベースでの配信となります。

現在、制作まわりのタスクとしては、挿絵イラストのブラッシュアップ、細々としたバグ修正とそれに伴うデバッグ、そしてテキストの最終調整などを諸々行っている段階です。加えて、前作にもまして宣伝・広報に力を入れていきたいね、ということで色々と宣材の用意や交渉を行っているところでございます。

そうした諸々が確定するのが9月中という目処が立ちましたので、ここでお知らせとさせていただきます。

期日が確定しだい、改めてアナウンスさせていただきますので、今しばらくお待ちいただけましたら幸いです。どうぞお楽しみに!

 

ではでは、また次の記事でお会いしましょう。

超水道の蜂八憲でした。