おしらせと共に始まる3月
厳密には2月末!パッケージ版リリースに向けて、まずは第一段ということで、すべてはここから始まったのでした……!
たくさんの方に見に行っていただけたようでうれしかったですね!
このへんはまたあとでとりあげましょうか。
Tokyo Indie Games Summit in 超水道!
3月上旬に吉祥寺で行われた町ぐるみのインディゲームイベント、Tokyo Indie Games Summit、略してTIGSに超水道作品が出展しておりました。
"PARCO LOVE GAME" の展示には、"Short HOPE long Peace"が。
吉祥寺PARCOの屋上にて、斑による描き下ろしイラストと共に、作品をでっかく飾っていただきましたよ。
まさかPARCOさんのセレクションに選んでいただくとは。長く活動していると、ほんとにいろんなことがあるものです。
room6(ヨカゼ)さんのブースではghostpiaを(等身大パネルも!)。
それぞれ展示いただきました。
当日はたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました!
町ぐるみというだけあって、会場も複数あり、まわりごたえのあるイベントでした。
ゲームの発表の場はいくらあってもいいと思うので、こういうイベントはうれしいですね。出るのはまあまあ大変だけど、それでも助かる開発者さんは多いんじゃないかなと思います。
個人的に、ghostpiaもデンシノベルも均等に目立ってくれたのがうれしいなあ。
Keep Only One Loneliness 発表!
さてさて、そして本イベントにあわせて、新作デンシノベルの告知も出させていただきまして……。
さきほども話題にのぼったshort HOPE long Peaceに続くデンシノベル第二弾として、Keep Only One Lonelinessが発表となりました。
『Keep Only One Loneliness』あらすじ
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大学時代、平和真はサークルの先輩・兼園香に恋をした。
告白を機に、二人の関係は急速に深まり、そして止まる。
傍から見れば恋人同然。しかし、その実態は友人のまま。
香への想いを忘れるため、平は彼女が厭う喫煙を始める。
いつしか煙が唇に馴染み、日常の一部となった頃のこと。
社会人となった平は、喫煙所でひとりの女性と邂逅する。
目まぐるしい日々のなか、次第に彼女に惹かれていく平。
想いを告げた平に彼女が提示した条件は「禁煙」だった。
順調と思われた恋路は、しかし予想以上に険しくて──。
絶えたはずの紫煙。それでも、火種はいまだ燻り続ける。
そうして彼は知る。寂しさにも、熱があるということを。
彼はまだ、知らない。その温もりが示す、本当の名前を。
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今夏リリースに向けて鋭意制作中です。
今回もブラウザでのリリースで、無料で読んでいただけるものになる予定です。
シナリオ・イラストは変わらず、超水道の蜂八憲・斑のコンビでお送りします。
こちらについても、制作の様子なども発信してゆければと思っておりますので、ゆるりとお待ちいただければと思います。
ghostpia交通広告 各地でのようす
せっかくなのでこちらもまとめていきましょう!
秋葉原!
いわゆるラジ館前ですね!ぼーっとしているとなんか謎の勧誘とかがあるあたり。
巨大スクリーンにて音つきでCMを流していただきました。このCMの制作はだいたいミタがやっていたのですが、自分が担当した映像が平然と流れていると「いいのか!?」という気持ちになりますね。
秋葉原は、高校〜大学時代に人と会うのによく使った町でした。いろんな路線が乗り入れますものね。それから、同人イベントのカタログを買ったり、店舗委託を申し込んでみたり……など、始まったばかりの超水道を育んでくれたのが秋葉原という町でしたね。そもそも、超水道の名前が決まったのも秋葉原でしたし!!
吉祥寺パルコ
先程もちょっと話題にさせていただいたこれも、パッケージ版の広告の扱いだったのでした。
そのわりに主張が薄いのは、「パッケージ版出るぞ! 買ってくれ!!!」じゃなくて、「なんかおもしろそうな作品があるのかな」と興味をもつきっかけになるようなエレベーター・ラッピングになってほしいなという思いがありまして。
完全に新規に興味を持ってくださった方がどれだけいたのかは定かではないけれど、たくさんの方に喜んでいただいて、発信もしていただいて、既になんとなーく知っていてくださった方も「なんか元気のいい作品があるらしいぞ、パッケージも出るんだな、いいじゃん」みたいな感じに認知が上がってくれたらな〜〜〜と思います。
京都駅
京都駅にもなんとghostpiaが!関西初進出では!?
行けなかったので、作曲家・演奏家として多数の作品に楽曲を提供されている、真島こころさんの写真が撮ってくださった写真をご紹介します。
short HOPE long Peaceをはじめ、超水道作品の音楽もたびたびご担当いただいておりまして、Keep Only One Lonelinessでも劇伴楽曲を担当いただける予定です。
高島平駅
都営三田線の高島平駅にも出させていただきました。
超水道にもゆかりのとても深い高島平にそっと飾ることができ、うれしい気持ちでいっぱいです。お世辞にもアクセスのすごくいい場所ではないにもかかわらず多くの方が訪れてくださったようで。
せっかくだから町歩きガイドなんかも公開できたらよかったかしら、なんて思いますが、それはまた別の機会ということで。
そして発売へ……
そして来たる2025年3月13日、ついに『ghostpia シーズンワン』パッケージ版発売日がやってきました。記念イラストと共にみなさまとお祝いできたこと、超水道にとっての大事な思い出になりました。祝っていただけるような作品を送り出せたことが嬉しいです。
そうだ、今回は試しにネットプリントもやってみたりしておりましたね。
予想の10倍くらいプリントしていただけて嬉しい驚きでした。ありがとうございます!
近場のコンビニでプリントしてみたのですが、想像以上に高精細で発色もあざやかで素晴らしかった!またやりたいですね〜。
あ、そうそう、プリントされたやつはL版(または2L版)プリントなので、普通の写真立てとかに入れられるんですね。ミタは普段写真を飾る習慣がなかったので、たくさんの方がいい感じに飾ってくださっているのを拝見して、「おお!フォーマットの汎用性!」とひとりで感動していました。
利用したのはPIXIV FANBOXのFANBOXプリント。これは実は一枚プリントされるごとにちょびっとクリエイターにもお金が入るようになっていて、実はかなりクリエイターフレンドリーなサービスなのでした。応援してるクリエイターの方が実施されていたら、ぜひ応援がてらコンビニまでプリントに走ってみてください!
ヨカゼの春
ghostpiaも参加するインディゲームレーベル『ヨカゼ』関連のこともいろいろとありました。 スプリングセール絵!
3月14日から21日まで各種ストアで行われた、ヨカゼのスプリングセール。
セールイラストを山本すずめが担当いたしました。
ヨカゼのキャラクターの集合絵!こういうクロスオーバー絵、わくわくしますよね。
ヨカゼミュージアムへ!
ここで遠征。我らがヨカゼが、なんと今春ミュージアムに!!!
ご招待をいただきまして、ミタとすずめで行ってまいりました!!!
昨年の「ヨカゼの公園」をベースにした展示とコンサートの豪華二本立てな催し。
生演奏用に編曲されたヨカゼタイトルの楽曲をひたすら聴く、贅沢な時間を過ごさせていただいてしまいました。ghostpiaの曲もいつか生演奏で聴けたらよいですね。
ヨカゼというレーベルの世界観をみんなで共有するという特別な会だったなあと思います。ヨカゼの活動もどんどん大きくなってきて、ともすれば「単にキてるインディゲームの何か」みたいに感じてしまいがちなところのチューニングがあの場所でスッと合うみたいな心地の良さがあったなあと。
……と、いうリフレッシュを挟みつつ!
そんなこんなでもう二年!
そんなことをしているうちに、Switch版ghostpiaのリリースから二周年を迎えておりました。
せっかくだから画像もつけたくて、古いフォルダから第一話のキービジュアルの下絵を引っ張り出してきました。
これが描かれた時からいままでいろんなことがあったなあ……という思いと共に、眺めていただけたら嬉しいです。
Switch版リリースからだいたい2年……もう2年!
本当に遠くまで作品を連れてきていただきました。
パッケージ版リリースというかたちで作品がひとつの痕跡を残せたこと、とても幸せなことだと思います。(実は未だに実感がないのですが、たくさんの方にお祝いのお言葉を掛けていただけて、やっと「あっ、そうなんだな」と思い始めているので、きっとそのうち実感が追いついてくるのではないかと思います)
ghostpiaについては制作フェイズがまだ続きますので、みなさんからは少し見えづらくなっていくかとは思うのですが、完成するその日まで、作品が歩みを止めることは決してありません。
この月報も、来月再来月と更新されていきますので、これからもどうかよろしくお願いいたしますね。
ということで、今月はこのへんで。超水道のミタヒツヒトがお送りしました!